今回のお車は、リアバンパーの損傷が激しいため本来は、交換をお願いしたいとこですが新品が６万弱くらいで
中古同色がありませんでしたの頑張って板金修理させていただきました。
※(軽自動車のバンパーですと修理工賃が新品定価を超えてしまい提案できませんが)
写真でもおわかりのとおりリアバンパーに割れとゆがみがある為、修理もお時間をいただきました。
まずは、ゆがみをとるためにバンパーを乾燥機で熱を与えてから成形していきます。
ボディの鋼板と違い熱を加えることによってかなり成形がらくになります。
次に割れの修理ですが、割れ部分を半田ごてで熔着していきます。
そして、熔着部分の裏に補強をするため樹脂パーツ専用接着剤とガラスクロスで丁寧に補強します。
あとは、鋼板と同じようにパテで成形していき、(このパテでの成形がかなり時間かかります)
新車の塗装の下塗りや中塗り工程に相当する役目を持つ
プライマリーサーフェーサーを塗装します。
あとは、乾燥後、非常に目の細かい耐水ペーパーを使用して表面を研ぎ出します。
次に塗装ですが実際の車は1台づつ色が微妙に違っていますので、1台づつその車の色を作り出す必要があります。
あらかじめその車の色が缶に入って存在するわけではありません。
塗料は原色というおのおのが安定した色で様々な色目の塗料がありこれらを調合して、色を作っていきます。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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